商人の旅


「儂にどんと任せい!」

 

盗掘大好き打撃商人。動かない持ち主の隣で朽ちるより、新しい持ち主と活躍したいだろうとは彼の言い訳。しかしここは魔物の巣だったようで…。

「良い持ち主であるなら、お客さんが子供だろうが魔物だろうが売りますよ。」

 

どこかの世界の砂漠の国。

他の露店とは毛色の違う店に興味をひかれた街の子供がひやかしに来た。